外壁のひび割れはどうやって直す?|Vカット処理について

松本市にて外壁塗装・屋根塗装などを承っております、Paint Ollie(ペイントオーリー)です。

外壁塗装では、塗装に入る前に外壁に生じたキズや傷みを補修する「下地調整」を行います。
外壁に生じたひび割れ(クラック)も、この下地調整の工程で補修を行いますが、どのような流れで直すのかはご存じでしょうか。

今回は、外壁のひび割れを直す「Vカット処理」について、ご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。

■ Vカット処理の流れ

Vカット処理とは、溝がV字型になるよう、ひび割れを削り取り、シーリング材や下地調整材で溝を埋める補修方法です。
主に、ひび割れの幅が0.3mm以上の場合にコンクリート壁などで実施されます。

1.クラックをディスクグラインダーで削る

ひび割れの真上から、V字の歯がついたディスクグラインダーで削り、幅1cmほどの溝をつくります。

2.掃除をする

粉じんが発生するため、削った後はシーリング材が密着するよう溝を掃除します。

3.溝にプライマーを塗る

後に詰めるシーリング材が密着するよう、専用のプライマーを溝の中に塗布します。

4.シーリング材を充填する

シーリング材というゴム状の建材を充填します。
シーリングを詰めることで、外壁に生じた挙動に追従し、クッションのような役割を果たします。

5.ヘラでシーリング材を押さえる

シーリング材をヘラで押さえて、ならします。

6.下地調整材で表面をならす

樹脂モルタルといった下地調整材を充填し、溝による段差がなくなるようならします。

7.下地材を塗る

通常の塗装と同じように、シーラーなどの下地材を塗ります。

8.吹き付けタイルなどで模様をつくる

周りの壁にあわせて、吹き付けタイルや微弾性フィーラーで模様をつくり、Vカット処理の跡が見えないよう整えます。

9.上塗りをする

上塗りを2回行い、完了です。

■ 長野県での外壁塗装はPaint Ollie(ペイントオーリー)へ!

Paint Ollie(ペイントオーリー)は、長野県全域で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事を承っている塗装店です。
外壁や基礎にできたひび割れも、外壁塗装の際にしっかり補修いたしますので、次の10年も安心してお家に住めます。

ひび割れを発見いたしましたら、外壁塗装のタイミング。
お家に合わせた補修方法を提案いたしますので、お気軽に現地調査・お見積りをお申し付けくださいませ。

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なお、施工中の様子や塗装の豆知識などは、インスタグラムにて更新しております。
どのような工事を行っているのか気になりましたら、ぜひチェックしてみてください!

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■ まとめ

Vカット処理は、ひび割れを塞いで再発を防ぐための下地調整です。
ひび割れは大きくなると、壁内に雨水が浸入するようになるため、できるだけ早めに外壁塗装をご検討くださいませ。


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